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デング熱について

デング熱の概要

デング熱はデングウイルスが原因の感染症で、熱帯病の一つです。
アジア、中東、アフリカ、中南米、オセアニアで流行しており、年間1億人近くの患者が発生していると推定されています。デングウイルスは、ウイルスを持っているネッタイシマカやヒトスジシマカなどに刺されることで感染し、ヒトからヒトへは感染しません。

症状

3~7日の潜伏期間の後に、突然38~40度の発熱で始まり、激しい頭痛、顔面紅潮、結膜充血を伴い、発熱は2~7日持続します。初期症状に続き、筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感、嘔気・嘔吐などの症状があらわれます。発症後3~4日後、胸部、体幹から始まる発疹が出現し、四肢、顔面に広がります。
症状は1週間程度で回復しますが、ごくまれに一部の患者において重篤な症状が出現することもあります。

診断

確定診断のためには、血液からのウイルス分離やPCR法によるウイルス遺伝子の検索が必要になります。保健所に依頼し、衛生研究所で検査が実施されます。

治療

デングウイルスに対する特効薬はありません。
点滴や解熱剤を使うなどの対症療法になります。

予防

現在のところ、有効なワクチンはありません。ヒトスジシマカは昼間に活発に活動しています。また、活動は主に5月中旬から10月下旬に見られます。
場所によっては、蚊の活発な活動時間帯の野外活動を避けましょう。
そして、蚊に刺されないような対策をとりましょう。

対策

  • 長袖のシャツや長ズボン、帽子を身につけ、できるだけ皮膚が露出されている部分を減らすようにしましょう。
  • 靴下をはき、サンダルではなく足の指先がしっかり覆える靴をはきましょう。
  • 虫よけスプレーを上手に利用しましょう。虫よけ剤には、皮膚に直接使うものと、衣服のみに使うものがあります。中には、年齢制限があるものもありますので使用上の注意をよく読んで使用しましょう。
  • 蚊を増やさないよう、屋外に雨水がたまる物(空き缶や植木の受け皿など)を置かないようにしましょう。
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ちどりこどもクリニック

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