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RSウイルス感染症

RSウイルス感染症は、最初は咳、鼻水などの感冒症状で始まります。
月齢の低いお子さんでは、咳、鼻水などの軽い症状でも医療機関を受診しましょう。
初感染時は、進行が速く、呼吸障害を引き起こし、入院になることもあります。

どんな病気?

RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%のお子さんが少なくとも1度は感染するとされています(国立感染症研究所より)。

どんな症状?

通常、感染してから2日~8日の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。
多くは軽症で済みますが、重くなる場合には、その後咳がひどくなる、喘鳴が出る(ゼーゼー)、呼吸困難となるなどの症状が出現し、場合によっては細気管支炎、肺炎へと進展していきます。

特に乳児期にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。また、低出生体重児や、心臓や肺に基礎疾患があったり、神経や筋肉の疾患があったり免疫不全が存在する場合には、重症化のリスクが高まります。

発生状況は?

RSウイルス感染症は例年冬期にピークが見られ、夏季は報告数が少ない状況が続いていましたが、2011年以降、7月頃から報告数の増加傾向がみられています。

どのように感染するの?

RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみ等による飛沫感染や、感染している人との直接的な濃厚接触、ウイルスが付いている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、おもちゃ等)を触ったり舐めたりすることによる間接的な接触感染で感染します。

治療方法はありますか?

RSウイルス感染症には特効薬はありません。症状を和らげる対症療法を行います。

感染しないようにするには?

RSウイルス感染症の感染経路は飛沫感染と接触感染で、発症の中心は0歳児と1歳児です。
一方、再感染以降では風邪のような症状または気管支炎症状のみである場合が多いことから、RSウイルス感染症であるとは気付かれていない年長児や大人が存在しています。
咳などの呼吸器症状がある年長児や大人の方は、できるだけ0歳~1歳児の接触を避けるようにしましょう。どうしても接する必要がある場合はマスクを着用しましょう。
また、接触感染対策としては、お子さんたちが日常的に触れるおもちゃ、手すり、ドアノブなどはこまめに消毒し、石けんでしっかり手を洗う習慣をつけましょう。

参考:厚生労働省 RSウイルス感染症に関するQ&A(H25.9.25)より

手足口病 伝染性紅斑 インフルエンザ RSウイルス感染症 デング熱
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