BOOK
絵本の紹介

ねぇ だっこして

作:竹下 文子  絵:田中 清代
出版社:金の星社

「おかあさんのおひざは世界一素敵な場所」あかちゃんが生まれて、抱っこしてほしいな~と思っているのはこの表紙にも登場しているネコちゃんです。ネコちゃんの目線でお話が進んでいきます。お兄ちゃん、お姉ちゃんになった子どもたちの気持ちとリンクしますね。赤ちゃんがいるから自分は我慢しないと、でも、抱っこしてほしいな・・・そんな気持ちをネコちゃんが代わりに言ってくれているかのような絵本です。温かい絵も素敵です。あかちゃんも、お兄ちゃんも、お姉ちゃんも、たくさんたくさん抱っこしてあげて下さいね。

十二支のおはなし

作:内田 麟太郎 絵:山本 孝
出版社:岩崎書店

今年は何年??みんな知っているかな??この本は、どうやって十二支の順番が決まったのかを描いている絵本です。迫力満点の絵で、動物たちそれぞれの個性が表情豊かに描かれています。ユーモアもあり、楽しみながら十二支を知ることができます♪自分は何年生まれなの??どうしてこの順番なの?? 親子の会話も広がりますね!! 対象年齢は3歳からですが、もう少し小さなお子さんも、楽しい表情の動物たちがたくさん登場するので楽しめそうです♪

いろいろごはん

作:山岡ひかる
出版社:くもん出版

みんな、ご飯をたくさん食べているかな?「ほかほか ごはん ふっくら ごはん なにに なるかな いろいろ ごはん」真っ白なご飯たちが、言葉のリズムに乗って色々な料理に変身しちゃいます♪おにぎり、巻き寿司、チャーハンや雑炊、紙だけで再現した美しい貼り絵イラストです。どのご飯が好き?なんてお話が広がりますね♪いっぱい食べて、元気いっぱい大きくなぁ~れ!

どんぐりむらのぼうしやさん

作・絵:なかや みわ
出版社:学研

可愛らしい3粒のどんぐりさんたちの、ぼうしやさんのお話です。この絵本のテーマは「お仕事」、ただ普通の帽子ではなかなか売れなくて、どんぐりさんたちは、どうやったら買ってもらえるか、行動して、考えます。考えたり工夫したりする事は、ワクワクしますね♪子どもたちにも、そこにあるおもちゃやゲームだけで遊ぶのではなく、色々なものを使って想像して工夫して作ってみたりする、そんなワクワクするような遊びを楽しんで欲しいですね♪絵本には、素敵な帽子がたくさん登場します。可愛いどんぐりさんたちの様子、素敵に変身した帽子、細かいところまでじっくり楽しめる1冊です。帽子は、買ってもらえるようになったかな?可愛いどんぐりさんたちの活躍を、親子でぜひ読んでみて下さいね。

いもほりバス

作・絵:藤本ともひこ
出版社:鈴木出版

ねずみさんたちを乗せたバスが、お芋ほりに連れて行ってくれます♪でも、普通のお芋ほりではありません。最初は小さなお芋ばかり取れましたが、大きな大きなお芋を見つけます。でも、ねずみさんたちが頑張ってもびくともしません。そこで、バスからドリルが出てきて大変身!大きなお芋はどうなったかな?火山が出てきたりとお話のスケールも絵もダイナミック!お子さんと一緒に、たくさん笑って読んで欲しい1冊です。こんな楽しいバスに乗って、お芋ほりに行きたいな♪読んでみて下さいね。

ありとすいか

作・絵:たむら しげる
出版社:ポプラ社

みんなは、スイカは好きかな?小さなアリさんが、こんなに大きなスイカを見つけました。小さなアリさんたち、巣へ持って行きたいけれど・・・どうしよう。運べるかな?たくさんのアリさんたちが協力し合って運ぼうとします。ん?遊んでいるアリさんもいるかな?絵の隅々まで、表情豊かな色々なアリさんたちを、よ~く見てみてね。アリの巣の中の様子も楽しいですよ♪小さいアリさんたちだけれど、運べたのかな?最後はどうなるかな? ぜひ、読んでみて下さいね。

おこだでませんように

作:くすのきしげのり 絵:石井 聖岳
出版社:小学館

このヘンテコなタイトル、何でしょう?「ぼくはどないしたら おこられへんのやろ。せっかく1ねんせいになったのに。」家でも学校でも、怒られてばかりいる男の子の心の中を描いた絵本です。言葉で上手く表現できなかったり、タイミングが悪かったりで、大人からは「困った子」と何をやっても怒られてばかりの男の子、本当は「いい子だね」って褒めてもらいたいんですよね。怒られて、色々言いたいことがあるけど言わずに黙って横を向く男の子・・・その理由は?子どもたちは、表現できずにいるだけで色々感じていますね。そして〝いい子ね″と褒めてもらいたいと頑張っているのかもしれません。主人公が小学1年生なので、3歳くらいのお子さんにはちょっと難しいかな、でも、ぜひお子さんを膝の上に抱っこして読んで欲しいなと思う1冊です。

あそぼう あそぼう おとうさん

作・絵:浜田 桂子
出版社:福音館書店

父の日ですね♪お父さん、お子さんと遊んでいますか?どんな遊びをしていますか?この絵本には、お父さんとお子さんで体を使って遊ぶ楽しい方法がたくさん載っています。お父さんの体を山にして登らせたり、滑り台になったり。おもちゃやゲームがなくても、お子さんは「もっとやって!」ときっと大喜びです。お父さん、ぜひ一緒になって遊んでみて下さいね。何回もリクエストされると思うので、頑張ってください!

おさんぽ おさんぽ

作・絵:広野 多珂子
出版社:福音館書店

雨の日は憂鬱、なんて思うのは大人だけかもしれませんね。この絵本は長靴が主人公、子どものお顔は出て来ません。アリやカタツムリやアジサイ、足元から見える色々な景色が描かれています。もちろん水たまりにも入っちゃいます!子どもの楽しそうなキラキラした笑顔が想像できますよ♪長靴をはいて水たまりに入るの、みんな大好きですよね♪
雨上りのお散歩を楽しみたくなる1冊、汚れても良い服と長靴でお出かけしてみて下さいね♪

ママ だいすき

作:まど・みちお 絵:ましま せつこ
出版社:こぐま社

ストレートなタイトルですね♪たくさんの動物の親子が登場し、ページを開くたびにママと子どもの幸せな時間があらわれ、温かい気持ちになれます。みんなは、どのページがお気に入りになるかな?文章が短く、絵が鮮やかでとても綺麗なので、0歳のお子さんでも楽しめる1冊だと思います。

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