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BCGの標準的接種年齢は、生後5ヵ月~8ヵ月未満に変更されました。但し、1歳未満までは、公費での接種が可能です。

B型肝炎は、B型肝炎ワクチンの接種で予防できます。乳児期からの接種をお奨めします。

B型肝炎は、B型肝炎ウィルスの感染により起こります。
感染すると、一部の人がキャリア(ウィルスの持続感染)になり、キャリアのうち約10%が慢性肝炎を発症し、その一部の方が肝硬変、肝臓がんへと進行します。日本では、B型肝炎ウィルスの感染者は約100万人と推定されています。
感染経路はキャリアの母親からの母子感染、父子感染の他、感染経路不明のものも増加しています。

B型肝炎は、だれでもかかる可能性のある病気です。3歳未満で感染すると、慢性化しやすくなります。
ワクチンによる予防が重要です。WHO(世界保健機構)は、1992年、世界中の子どもたちに対し、 乳児期からの接種を指示しております。

 

接種対象者
すべての子ども達

 

接種回数
4週間隔で2回、その後、20~24週たってからの合計3回接種

 

費用

2ヵ月からの接種で1歳未満は公費になります。
母親がB型肝炎のキャリアの場合は、自費の接種になります。

日本脳炎ワクチン未接種者の接種時期が緩和されました。

平成7(1995)年6月1日~平成19(2007)年4月1日生まれの方に、6カ月以上20歳未満の間、定期予防接種ができるようになりました。平成17年~21年度の間に日本脳炎ワクチンの接種の機会を逃した方々は、公費で接種ができます。

接種スケジュールについては、担当医にご相談ください。

こどもの肺炎球菌感染症はこども用の肺炎球菌ワクチンで予防できます。

肺炎球菌は、子どもの鼻やのど、気道にいるとても身近な細菌です。
子どもの体力や抵抗力が落ちた時に下記のように感染症を引き起こします。

細菌性髄膜炎
菌血症
肺炎
中耳炎

子どもの肺炎球菌感染症は、子ども用の肺炎球菌ワクチンで予防でき、現在世界100カ国で接種され、定期接種をしている国では細菌性髄膜炎などの重い感染症の確立が98%下がりました。
2007年に、WHO(世界保健機構)は、子ども用の肺炎球菌ワクチンを世界中で定期接種するように推奨を出しました。

 

接種年齢
生後2カ月以上から5歳以下

 

接種スケジュール

肺炎球菌ワクチン
月齢の低い子どもほど肺炎球菌への抵抗力が弱いため、かかりやすいといわれています。

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